頭皮の臭いが気になる・・・.
ちなみに私はスキンヘッド(ハゲと言ってもいい)で人からはフケや頭皮の臭いは皆無のように思われがちだが、元々フケに悩まされたこともあった。
スキンヘッドの男がアレコレと頭皮のニオイ対策について書くのもおかしいとお思いかもしれない。
が、私の場合は髪の毛が臭うなんて事は一切無いわけであり、とにかく頭皮剥き出しなので頭皮のニオイは気にしがちである。
特にニオイ(体臭)の問題はなかなか人からは言ってもらえないので自分なりで普段から対策をしておく方が良いのだ。
で、匿名を良い事に少し自分の事を書くと私の場合、姉もフケと頭皮の臭いには悩んでいたようなので体臭関係は遺伝的な部分はやはり強いと思う。
そんな逃れられない遺伝(運命)もあって、頭を剃り上げた(スキンヘッド)にした今でもフケや頭皮の臭いに関しては敏感である。
ちなみに頭皮の臭いの問題は男性よりも女性の方が多いだろうし、切実な悩みだろう
ちなみに女性の方が頭皮の臭いが気になる原因に
- 毛量が多いから&長髪のため蒸れやすい
- シャンプーしすぎ、又はあっていない
と、どんなサイトをみてもこの2つがよく挙げられるんじゃなかろうか??
この2つの原因の根本には圧倒的に男性よりも女性の方が髪に手入れをかける時間が多いという事が潜んでいると思う。
誰でも聞いた事のセリフ
髪は女の命
なんて言葉があるのでしょうがない事だと思うのだが、髪の臭いは手入れすればするほど臭くなるなる事もあるのだ。
スキンヘッドの私には羨ましい髪の手入れなのだが、やはり臭いは勘弁願いたいモノである。
で、とりあえず効果的な事といえば頭皮を洗うという事になるのだが、実は頭皮が臭くなる原因はそのシャンプーという事もあるし体質的な事に潜む問題という事も考えられる。
ちょっと落ち着いてニオイの発生する原因を分析してみよう。
頭皮のニオイ!まずは何が原因かを知る。
ほとんどの人はそ髪か頭皮のニオイの差は分かっていると思うが、加齢と共に臭いだした人などは初期には思わず戸惑って髪のニオイばかりを疑うかもしれない。
確かに髪の毛はニオイが付きやすい。
タバコのニオイに、焼き肉のニオイ、と髪にまとわり付きやすいニオイは多々有る。
が、油の据えたいわゆる体臭系なニオイ、もしくは何か酸っぱいニオイで有るならば間違いなく頭皮のニオイが原因だろう。
これを直ちに洗ってしまいたい気持ちは分かるが、原因がわからず闇雲に今までと同じように洗ってしまうと同じことの繰り返し、もしくは症状の悪化を招く事にもなるので、まずは原因を知る事が大切である。
考えられる原因は大きく分けると3つ
- 年齢的なモノ(加齢や体質の変化)
- 食事&ストレスや自律神経の乱れ
- シャンプーや日常の手入れが原因
この3つをそれぞれ説明とそれに合った対策方法を紹介していこう。
1.2に関してはライフスタイルの根本的な対策が必要だが、3のシャンプーは悩んでいる場合は最初に対策しやすい事だ。
ちなみにシャンプーはフケとの関連性が高いし、ニオイとフケも密接な関係性がある。
では順にみていこう。
1 年齢的なモノが原因となっている場合
若い頃は臭わなかったのに現在は異臭がするという事は体質の変化によるものが多いと思う。
ちょっと年代ごとに考えられる事を書いておこう
20代は男女共に共通
若いうちは体のサイクルも早く、フケに悩まされる事も多いと思う。
代謝が良ければ体の中からニオイの原因となる老廃物質なども排出されやすいため基本的に悩む人は少ないかもしれないが、代謝が良いため発汗やフケも多くなりやすい。
ニオイの発生原因になりやすいモノなので頭皮を清潔に保つ事が大切だ。
この年代はまず生活リズムの改善が体質改善に直結しやすいので、まず行う対策としてはそこからスタートが良い。
最初はそれだけでは不安になるかもしれないが後に述べるシャンプーの仕方との併用で様子をみながら対策していく事が肝心である。
30代は男女共にホルモンバランスが変化しやすい
実はこの年代が1番ややこしいと思う。
理由は若くは無くなってきた年齢だからである。
分かりやすく言えば若者から中年への準備期間というわけである。
体質が徐々に変わって日によっての変化もあるため自分自身でも把握しずらいのだ。
簡単にこうすればニオイが無くなるとはちょっと言いづらい層だが、日頃の運動などを見直し体が適切にデトックスが出来ているかを見直したい。
場合によっては漢方などを用いるのを検討するのもいいと思う。
40代以降は加齢性のニオイが多い
40代は加齢が原因という事が多いと思う。
私の知り合いの場合、40代男性であっても医師から更年期と診断され漢方で治療していた人もいる。(それは漢方で対処したようだが)
加齢臭のみを考えれば頭皮のニオイとは別問題のように感じるかもしれないが、ニオイが発生しやすいのは、頭頂、首筋後ろから首の付け根あたりまでが多い。
つまりは頭皮のニオイと混じってしまうのでコチラのニオイにも気をつけるべきである。
対策としては頭皮のニオイと共に一度体臭そのものを見直してみるといい筈だ。
もし、頭皮のニオイのみで無く、加齢臭が原因ならばシャンプー等だけでは対処できないので生活そのものを次に述べる生活習慣等を徹底的に見直す事で対策していこう。
2 生活習慣&ストレスや自律神経の乱れの場合
これらは体臭をきつくしてしまうものなので何は無くても改善しておきたいもの。
と、いう私も完璧とは言いづらいが少しでも心に引っ掛けておくのが大切である。
では、ちょっとそれぞれのニオイを起こす要因を紹介しておこう。
1 生活習慣
一番わかりやすいのは食事で油っぽいモノは皮脂の分泌が過剰になりやすくなってしまう。
野菜中心の食事の方がやはり体臭問題には良いのは確かである。
また、睡眠と運動も大切でどちらが欠けても体の代謝が落ちてしまう。
すなわちデトックスの効かない体になり溜まってしまった老廃物がニオイの原因になる訳だ。
ちなみに汗腺の働きが悪くなってしまうと様々な頭皮に対して様々なトラブルの原因となるのでやはり大切な事である。
2 ストレス&自律神経の乱れ
ストレスはいうまでも無くNGなモノである。
全く無しに生きていけ!なんて事は無理があるが、大切なの事は自分で発散させる方法を知っておく事だ。
そして自律神経の乱れも体臭問題を引き起こす大きな問題である。
経験的に分かりやすいのは冷房の効いた屋内や車中などで日光に当たって体の交感神経と副交感神経が乱れやすい。
こういう場合の汗は粘度の高いベタベタして、ニオイの原因となるアンモニアや乳酸を含んでいる。
さらに代謝に必要なミネラルさあえも流れ出すという悪循環が起こってしまう。
こんな時は適切な水分補給や、神経を落ち着かせる環境への移動が有効である。
3 シャンプーや日常の手入れが原因
頭皮のニオイが気になって頻繁にシャンプーをしているのに臭ってしまう・・なんて人も多い。
これは過剰な洗浄により頭皮の油分が失いすぎて過剰に体内から油分が分泌されてしまっている事が主な要因になっているからと考えられる。
髪に関してはちょっと分からないが、頭皮に限っては寝る前のシャンプーを行ったのなら一日二回の頭皮の洗浄はやりすぎである。
頭皮の洗浄はしすぎれば必要な油分を失い、同時に頭皮に必要な常在細菌まで失われ新陳代謝のサイクルを損ねてしまう損ねてしまう、
もし洗いすぎに心当たりがあれば、まずは一日一回にしてみよう。
また、湯シャンといって、お湯のみでの洗髪する方法もある。
もし、こちらを試すのならば頭皮マッサージのつもりで頭皮を揉み洗いするつもりで行うといいだろう。
単純に使用しているシャンプーが体質に合わないというのも十分に考えられる。
今まではなんとも無かったモノが使い続けるとNGなになるモノだってあるのだ。
この場合は洗浄力の弱いシャンプーに代えていくのが良いだろう。
あと、よくいわれるノンシリコン等のシャンプーも効果はあるかもしれないが、個人的には頭皮のすすぎ洗いがちゃんと出来ているかのほうが重要だと思う。
髪の付け根あたりはシャンプーや整髪料等の成分が残りやすいのでしっかりと洗い流すようにしよう。
また加齢臭が絡んだニオイを疑うのならば加齢臭専用のシャンプーを用意する方が懸命だろう。
あと、忘れていけないのが洗浄後の事だ。
ドライヤーとフケの話し
シャンプーの後のドライヤー、こちらも頭皮のニオイの原因の一つ。
案外、髪は乾かしても頭皮を乾かせていない人が多いはずなのでそちらにも注意をむけるようにしよう。
湿ったままだと頭皮がムレてニオイが発生しやすい環境になるので注意である。
ただし、熱風を当てすぎて乾きすぎてしまうと、皮質が剥がれてしまいフケの原因となる。
このカサカサしたフケに悩む場合は頭皮の保湿ローションが売っているので利用するといいだろう。
また、イオンドライヤーなどの導入を考えてみるのも効果的かもしれない。
ちなみにフケはニオイを発生させる細菌の栄養素となっているので、頭皮のニオイとも密接な関係にあるので、
フケ対策=ニオイ対策だと思って取り組むように。
また、カサカサしていないベトベトするフケならばタイプは2つある。
- 洗い過ぎで体内から過剰に皮脂を出してしまっている場合のベトベトフケ。
- 先天的に皮脂が多めな人の体質的なベトベトフケ。
1の場合は先程に紹介した湯シャン、もしくはシャンプーの洗浄力を弱いモノへの変更が効果的。
2の場合は生活改善と正しくシャンプーをするのが最も効果的だと思うが、どうしても改善しない場合は漢方などを試すのもいいし、ヘッドスパ等の専門施設を訪ねてみる事をオススメしたい。
一度だけでもアドバイスを貰う事によって、その日からもっと有効な対策が出来るはずである。
まとめ
人に忠告をしにくいし、忠告されずらい問題が体臭の問題。
体質や遺伝の問題も絡むので根は深い問題である。
特に頭皮のニオイ対策は、脇や足のニオイに比べると対策グッズ等も少なくニオイに悩みだした時は戸惑いがち。
この記事を少しでも参考にしていただきたい。