へそのゴマを取る・・・
私は幼少期に今は亡き祖母の忠告【ヘソのゴマを取ると痛くなる!!】を聞かず、自分でヘソのゴマを取った事がある。
今思えば子供の頃は体も柔らかく自分のヘソをマジマジと見る事が出来たのである。
で、やっぱりゴマがある。
子供ながらに興味本位に素手を使ってなんとか取ろうと悪戦苦闘していたところを祖母に見つかり忠告どおりに、その場では一旦止めた。
が、やっぱり子供は子供。
祖母のいぬ間に再チャレンジだ。
で、そこからの記憶は曖昧なのだが、へそのゴマを取ったような・・取ってないような・・・といった所だ。
しかし、猛烈に憶えている事もある。
それは後から来た変な痛み!
今、思えばあの痛みは、なんとも形容しにくい痛みで、子供心に祖母の言いつけを守らなかった事を苦しみながら後悔したものである・・・
てな、記憶のせいか以後の人生においてヘソの管理については
触らぬ神に祟りなし・・・
と、ばかりに見てみぬ振りとなってしまった。
まれに風呂上がりに軽くタオルで拭く程度の事はするが、奥まで拭くような事はせず本当に入り口付近をなでる程度。
しかし、先日テレビをダラダラと見ていると、チアリーディングの女性陣が映し出され家族の前なので鼻の下をダラダラと伸ばす事も出来ずに見ていると、ふとヘソの綺麗さが気になった。
で、ヘソの綺麗さが気になった私は何十年ぶりかに己のヘソゴマチェックを行ったのだが驚愕の事実を知った・・・
なんと!ヘソの中が見れない
中年腹の私は、贅肉+柔軟性の無さでヘソチェックが出来ないのである。
そこで何の気なしに家族にヘソチェックをしてもらったのだ。
これが今思えばいけなかった。
私はそこで家庭内の人権を無くしたのだ・・・
私のヘソの深部をみた家族は嗚咽をお越し、それ以降はまるでバイキン扱いである。
このままでは私は家族と同じ風呂にも入れてもらえなさそうなので、触らぬ神であったヘソの為に、ネット世界の神であるGoogle様に伺いをたてるとヘソの手入れについて色々と出てくる。
で、わかったことはというと・・・
正式なケア方法はない。ならば、へそゴマ専用ケア用品を購入
なにも命まで落とす事はなさそうだが医師は小まめにヘソのゴマを取ることはオススメしていないようだ。
たしかに今の所、私の無精なヘソ手入れでも何も痛みもなく健康である。
しかし万が一ヘソの深部を誰かに見られた場合は家族同様嗚咽するのだろう。
それだけは許してはいかんと思うのだがコレが正解!!なんてケア方法はなかなか出てこない。
なにか自己流めいた事をするのは、どうも幼少期のあの謎の痛みを思い出すとどうにも腰がひけてしまう。
で、色々と調べていくとへそゴマを手入れ専用のアイテムを見つけた。
ついに見つけた!へそゴマカラメトール
へそゴマカラメトールはへそゴマを取るための専用キット。
ネーミングセンスのヒネリの無さと、ゆるいパッケージデザインに何となく不安を憶えたがAMAZONのレビューを見ると評判は上々だ。
という訳でさっそく注文して使ってみたのだ。
たしかに取れたへそのゴマ
取れた・・・・。
たっぷりと商品の紹介画像にあるよりもしっかりと・・・
ヘソのゴマ、となんども書いているが結局は人間の垢の塊でなのでやはり取った後は、身体的にも精神的にも衛生的である。
ちなみに人によってはヘソのゴマが悪臭を発している事もあるらしいが私の場合は、ニオイはなかった(せめてもの救い)
使ってみて思うのは世間でよく言われるヘソ掃除にはオリーブオイルが一般的に情報として言われている。
このへそゴマカラメトールと同じくヘソ内の垢を浮きやすくしてとるのだろう。
が、どう考えてもオリーブオイルは、付属のゴマ取りジェルに比べると粘度が低すぎて使いにくいと思うのだが・・・慣れの問題か・・
まぁそこらへんは個人の自由で私は安全性と手軽さを選んだ訳である。
痛み等は発生なし
もちろん慎重に優しくしたからだと思うが後々にあの不快な痛みの発生はなし。
付属の綿棒は、よく流通している細い楕円型の綿棒よりも丸みがあって使いやすく(ヘソの形にもよるかもしれないが)ソフトタッチもしやすくて10本ついてくるのでしばらくは心配なしである。
この綿棒ならば中年腹の私にも力加減さえ気をつければ使えるアイテムである。
もちろんジェルもまだまだ有るので一回買えば使用頻度にもよるが一年は心配いらないだろう。
まとめ
いまさら中年のオッサンのヘソなんて脂肪をかき分けてそうそう覗き込まれるモノでもないがやはり垢が溜まっていると思うと気持ちのいいものではない。
きっと死んだ祖母も、へそゴマカラメトールを使うならヘソのゴマを取る事を許してくれるだろう。
あと、余計なお世話だが女性の場合はヘソの手入れはしておいたほうが絶対に良いと思う。
理由は、男は案外ヘソなどのように、普段見られない部分を見たがるどうしょうもない生き物なのだから・・